AGRAPART & Fils
アグラパール・エ・フィス
1894年設立のドメーヌを率いるパスカル・アグラパールは常に自然と対話 しながら畑仕事を何よりも最重視し、醸造には極力手を加えないテロワール
至上主義。自然のリズムに合わせたこまめな畑仕事により収穫する葡萄は毎年補糖を必要としない程に潜在糖度が高く、常に天然酵母による発酵を行う。醸造とヴァン・ド・レゼルヴの保存には樽(600Lのデュミ・ミュイで交友のあった故ディディエ・ダギュノー氏の払い下げなど古樽のみ使用)を用いる。澱との長い接触によりブルゴーニュの白ワインを思わせる酸化熟成のニュアンスと複雑味に富み、とてもピュア。本拠地アヴィズ村をはじめコート・デ・ブランの特級4ヶ村を主体に計9.75haを所有し、平均樹齢は約35年という恵まれた畑より手掛けるキュヴェはそれぞれコンセプトを明確に造られ、土地の個性の表現に強いこだわりを持つ。耕作に馬を用いたり、シャンパーニュ古来の土着品種の混植を試みたりと脚光を浴びながらも我が道を歩む職人気質のヴィニュロン。 |
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